HONYAKUMANの後悔と未来

2024年41歳本厄。事業失敗、妻に愛想を尽かされた男。後悔と愛情と恨みと悲しみの渦の中のおはなし。

妻との関係(2)欠落する愛情

欠落する愛情

元々、妻はSEXが好きではなかった。

自分から誘ってきたのは付き合って別れて再び寄りを戻そうと言ってきた時と、

子供を欲しいと言ってきた時だ。

娘が生まれて数回は関係を持ってくれたがそれから4年以上は拒み続けられていた。

私は心の中ではショックを受け続けていたが子供達の前では仲の良い夫婦で

在り続けられるように、妻へ手を繋いだりキスしようとスキンシップを求め

妻が「嫌だぁ〜」「キモィ〜」と言いながら反応する。そんな事を2年前まで

続けていたが妻の気持ちはとっくにそこになかったのだ。

毎日子供を中心とした生活。それはそれでよかった。

子供達は変わらずパパとママからの愛情を受けれていたし、妻と私がそれぞれの

愛情を持って接するのは彼らの考え方の幅がひろがるいい機会だとさえ考えていた。

 

お酒を一緒に飲み楽しい会話をする。そんな事が無くなったのも

妻が私との愛情の構築を必要としなくなってから

だったような気がする。

 

私は経済的にはきつかったが家族の時間は大切にしたいと考えていた。

休日は子供達に新しいことに触れさせたい、と外出するようにしていたし

妻が行きたいところにもなるべく行く様にしていた。

しかしその頃から妻は家族との時間は常にスマホの画面を見て

家族との時間を全く楽しそうにしなかった。

 

それは私にとって苦痛だったが「その原因は私にあるせいだ」ということも

理解していたので特に「咎める権利も持っていないんだ」と言い聞かせ

ただノーテンキに子供達を楽しませることだけに専念していた。

 

しかしその苦痛を少しづつ避けたいと思うようになってしまい、

その状態を避けるためには

「お金を稼いで妻を見返さなければ」

という考えに縛られていった。

 

今、客観的に思うことは妻に相談し、怒られてでも信頼を積み上げることで

違った未来になっていたかもしれないが当時の私の考えは違ったのだ。

 

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