妻との関係も経済的にも厳しい状況が続いた。
妻との関係は完全に悪循環に陥っていた。
しかし、2人とも子供を大切に、それぞれの思いの中で
子供との関係は何よりも大切にしていた。
家族を繋いでいたのは7歳の息子と5歳の娘たちだった。
私は子供にモチベーション高く1日を始め明日に希望を持って寝てもらうために
子供たちの前ではポジティブに振る舞い、ポジティブな言葉を投げかける様に
心がけていた。
そのおかげで子供達は私といる時間を多く望んでくれたし、家庭内でも私の仕事場に
入り浸り、そこで工作をしたり絵を描いたり粘土遊びをしたり同じ空間で過ごす
事が多かった。
それはそのはずだ、妻は常に寝転びスマホを操作しながら子供の相手をする事が
多かった。そうすると子供たちもスマホでYOUTUBEを見る事が多くなる。
私はそれが大嫌いだった。
それをやめさせるためにも子供達を誘い一緒に体や頭を使って楽しむために
ゲームを取り入れたり何より子供達がYOUTUBEを見ないですむ様にするために
過ごしていた。
私は仕事がうまくいっていない嘘ろめたさと妻の行動に対する嫌悪感から
妻との空間を避ける様になっていった。しかし子供達にはママは素敵な人であるとか
作った絵や作品をママにプレゼントしようと企てたり
子供達が最終的にはママを必要とする。
それだけは家族であるために必要な関係性だと確信していた。
私は子供達を楽しませ活力を与え、寝る時や静かに過ごしたいときはママと過ごす。
それが家庭内での父と母の役割でいいと思っていた。