叔母と精神病院に連絡をとり予約をしてもらった。
その日が来るまでは叔母が借金や支払い延滞の整理・管理を行い、
私はこれまで通り日中、個人事業主の業務、夜間は警備のアルバイトを行いながら
叔母に言われた通りに空いた時間に叔母の家に行き、話をした。
そして家の手伝いなどをしてできる限りの今私にできるお礼をする様にしていた。
個人事業主の取引先からは60万円の前倒し支払い、夜間のアルバイトからは20万円の
給与前借りを精算するまではもちろん収入がないのでその間は叔
母に借金していると
いう現状だった。
しかし、日々の借金の督促や支払いに怯える事なく生活出来ることが一体いつ以来か
わからないぐらいだった。
そして精神病院の受診の日が来た。
私は一人で行けると言ったが叔母は一緒に行くと言ったので私は自分の考えさえも
信頼できなかったのでそうしてもらうことにした。
ちなみに、私の健康保険は2年ぐらい前から市県民税の滞納もあったので
毎月、市役所の中の奥の一般市民の利用頻度が低い、税務課の中の収納管理課に
部分納付して1ヶ月分の保険証を支給してもらうと言う惨めな生活を送って来た。
行くたびに静かな空間で用件を言うと静かにデスクに向かっている公務員の方々が
何を思っているか想像するだけで嫌だったしとても惨めな気持ちになるのだった。