HONYAKUMANの後悔と未来

2024年41歳本厄。事業失敗、妻に愛想を尽かされた男。後悔と愛情と恨みと悲しみの渦の中のおはなし。

破綻のその後

破綻のその後

そしてついに2024年1月10日。

私は資金ショートした。

破綻 - HONYAKUMANの後悔と未来

そして初めてこれまで一人で抱えてきたことを話した。

『それは隠しきれなくなったから』というのが1番の理由だったが

本当に初めて心の内を人に話したのだ。

親戚が借り入れなどを管理して一時の金銭的なものは援助してくれる

ことになり、まず立て直すことになった。

私は崩壊してしまった経済状況とは裏腹に「もう隠さなくていい」ということに

何より感謝した。

これから誠実にできることからしていけばいい。

そう実感していた。

 

そしてこれまで借り入れの返済があることをひた隠しにしてきたものを

返さないといけないからこれまでしか家庭に入れることが出来ない。

と素直に言える状況が出来た。

 

家族で出かける時も見栄を張って買い物をしたりサービスを受けたりしてきたものを

しっかり「悪いが、少し辛抱しよう」と言えることが出来るようになった。

そんな中でも子供達が楽しく過ごせるように地域の官公庁が主催している

キャンプ体験に格安で参加したり、今までお金を使って外出していたものを

お金をかけずに出かける努力をするようになった。

 

私は2024年本厄だったのでこの状態から少しでもいい状態に成るのでは

ないかと思い厄除けに行きたいと言い家族4人で厄払いをしてもらった。

妻は今年に入りますます私に軽蔑の眼差しを与えていたがどこに出かけるにも

ますます楽しむことはなかった。しかし「○○に出かけるけど行く?」と聞くと

必ず一緒に出かけようとしていたし、厄払いも一緒に参加すると言ったので

家族4人で過ごすことが出来ていたことも

「私たちの家族はこれから良く成る」と思い込んでいた。

 

 

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